アイキャッチ画像提供:マジラインプールカンパニー

「プール付き戸建てに憧れているけど、まだ踏ん切りがつかない…具体的にはどんな魅力があるの?」
「プール付き戸建ての実例をチェックしたら、もう少し具体的なイメージが膨らむかな?」

プールには豪邸のような贅沢な演出ができる、夏場のリフレッシュに活用できるなどさまざまな魅力があります。泳がないシーズンでも活用方法はあり、年間を通じて暮らしを彩ってくれるでしょう。

本記事では、戸建てにプールを設置する魅力や実例を紹介します。夢の「プールのある暮らし」をより具体化するために、ぜひ最後までご覧ください。

戸建てにプールを設置する魅力とは

戸建てにプールを設置する魅力

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戸建てのプールにはさまざまな魅力があり、魅力を知ればさらに「作りたい」という気持ちが高まるでしょう。具体的な魅力について解説していきます。

まるで豪邸のような贅沢な雰囲気を演出できる

戸建てにプールを設置すると住宅の高級感がアップし、豪邸のようなラグジュアリーな雰囲気を演出できます。

とくにプールを庭に設置する場合には外観とともに住宅の顔となり、訪れた人を驚かせます。また、プールはタイルテラス・芝・ウッドデッキなどの組み合わせ次第で、さまざまなムードを作り出せるのもポイントです。

夜にライトアップする場合は水盤のような演出も可能で、日中とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。

優雅なリゾート気分を味わえる

プール付き戸建てでは、自宅にいながら高級ホテルのように優雅なリゾート気分を味わえます。加えて、デッキ・ビーチチェア・パラソルなども配置すると、ワンランク上のゴージャスな空間を実現できます。

パラソルやビーチチェアを配置した戸建て付きプール

画像提供:マジラインプールカンパニー

友人を招いてガーデンパーティーを開催する場合にも、庭にプールがあれば華があり、映画のような気分を満喫できるのが魅力です。

夏場のリフレッシュに適している

戸建てにプールを設置すると、施設へと足を伸ばさずとも自宅でプールを手軽に楽しめるので、暑い夏場のリフレッシュにも最適です。泳ぐだけではなく、浮き輪やフロートマットを用意して水の上でゆったりするのもいいでしょう。

周辺環境にもよりますが、プール付き戸建ては他の人の視線が気になりにくく、プライベートな空間で心身ともにリフレッシュできます。

子どもの遊び場として利用できる

自宅のプールは、子どもの遊び場としても存分に利用できます。自宅であれば保護者の目が届きやすく、安心して子どもの様子を見守れるのもメリットです。

また、わざわざ施設まで足を伸ばす必要がないので、時間を有効活用できます。子どもがプールで遊び疲れた場合にも、すぐに自宅のなかに移動して休息でき、ストレスがありません。

泳がないシーズンでも活用用途がある

「プール=泳ぐ場所」と縛られる必要はありません。

プール付き戸建ては泳がないシーズンでも、プールサイドでお酒やお茶を飲んだり、読書をしたりするなど水辺の空間でゆったりと楽しめます。

また、芝生や植栽とプールを組み合わせると水辺に緑が映える美しい景観を満喫でき、自宅のなかから眺めるだけでも癒しを感じられます。

露天風呂との兼用もできる

プールに温水設備があれば、露天風呂との兼用も可能です。露天風呂との兼用を想定する場合は、プールゾーンと露天風呂ゾーンで深さを変えてつくる選択肢もあります。

露天風呂としての活用は、開放感のある広々としたお風呂を独り占めできるのが魅力です。非日常感を味わえるので、格別なリラックスタイムを自宅で実現できます。

自宅のプールの活用幅を広げたい方や自宅で温泉気分を楽しみたい方は、露天風呂との兼用も検討しましょう。

戸建てにおけるプールの設置場所

戸建てにおけるプールの設置場所には、以下のような種類があります。

  • 庭・中庭
  • 室内
  • 屋上

実際にご自宅にプールを設置することをイメージしながら、チェックしましょう。

※ここで掲載している住宅の写真は山川設計の実例ではなく、イメージ写真です。

庭・中庭

庭に設置したプール

庭・中庭は、プール付き戸建てのなかで最も一般的な設置場所です。外観とともに住宅の顔となり、「贅沢な住宅」を演出してくれます。

リビングの正面にプールを配置すれば、水面に反射した光がリビングに入るので、室内を明るくする効果も期待できます。冬場は使用機会が限られるものの、ライトアップによって水盤のような演出も可能です。

ライトアップされたプール

また、室内や屋上とは異なり、水の重量を考えた設計が不要で室内の間取りに影響しにくいのも特徴です。

ただし、戸建ての周辺環境にもよりますが、庭に設置する場合は道路や隣家からプールの様子が見える可能性があるので、ルーバーフェンスなど目隠し対策を考える必要があります。プライバシー確保を重視するなら、中庭に設置するのもおすすめです。

室内

室内に設置された2つのプール

室内にプールを設ける場合は、天候や季節に左右されずにプールを利用できます。プールの使用機会が限られる心配も少ないでしょう。

庭や屋上と比べると、外から見られるリスクが少ないのでプライバシーを確保しやすいのも魅力です。加えて音が外に漏れにくく、近隣住民の方と騒音トラブルになるのを回避できます。

屋外に設置する場合と比較すると落ち葉や砂がプールに入りにくいため、掃除の手間も少なく済みます。

屋上

屋上に設置されたプール

庭や室内にプールを設置できない場合には、屋上にプールを設ける選択肢もあります。屋上は日当たりがよく、開放感がある空間でプールを楽しめるのがメリットです。

屋上のプールは外でありながら道路からの目線が気にならないので、思う存分プールを楽しめます。

ただし、屋上が隣家よりも低い場合には、目隠しの対策が必要です。加えて、プールの深さによっては下階の天井高が下がることがあるため、念頭に置いて検討しましょう。

「広々とした空間で思い切りプールを楽しみたい」「プールを設置したいけど、庭や室内にスペースがない」と考える方に、屋上のプールがおすすめです。

<番外編>プールではなく「水盤」という選択肢も

ライトアップされた水盤

「水盤」とは、住宅内部や庭に設ける浅い水面のことです。水盤は装飾を目的として取り入れるのが一般的で、水面が織りなす独特な雰囲気を楽しめます。

また、水盤をライトアップしたり、水を流して動きを演出したりすることで、リゾートホテルのような高級感を持たせられます。

泳ぐ用途ではなく、雰囲気を演出する用途でプールの設置を考えている場合は、水盤と比較しながら検討するとよいでしょう。

プール付き戸建ての実例【山川設計の実例】

ここでは、山川設計が手がけたプール付き戸建ての実例を紹介します。

実例をチェックして、プール付き戸建てのイメージを膨らませましょう。

庭・中庭の実例:景観としても楽しめるL字型のプール

庭に設置したL字型のプール

こちらの住宅は、建物の2面から水のある景色が楽しめるようにL字型のプールを設置した実例です。建物とプールの間のテラスは室内の床とフラットに仕上げており、住宅との一体感が生まれています。

加えて、パラソルやヤシの木を配置することでリゾート感がアップし、高級感がありながらリラックスできる雰囲気を実現しています。

室内の実例:温水プールとジャグジーを併設

ジャグジーを併設した室内の温水プール

こちらの住宅は、室内に温水プールとジャグジーを併設した実例です。プールで疲れたら、ジャグジーで身体を癒す贅沢なひとときを味わえます。

高窓を設置しているため外からのぞかれるリスクが少なく、安心してプールを利用できるのもポイントです。

屋上の実例:プールと露天風呂の両方を満喫

屋上に設置した露天風呂付きプール

こちらの住宅は、手前の一角を露天風呂、その他をプールにして両方を満喫できるように仕上げた実例です。ライトアップすることで日中とは異なるムードを楽しめます。

屋上の周囲に半透明のフェンスを設置して外からの視線を遮り、プライバシーを確保しています。

プール付き戸建てで後悔しないためのポイント

プール付き戸建てで後悔しないためのポイント

画像提供:マジラインプールカンパニー

プール付き戸建てで後悔しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 使用目的を明確にする
  • 安全性を確保する
  • 掃除の手間も念頭に置く
  • 水漏れ対策を徹底する

それぞれのポイントについて解説します。

使用目的を明確にする

プールの使用目的をあらかじめ明確にしておくと、「想像以上にプールを利用しなかった」などの後悔を回避できます。

また、使用目的を考慮してプールの設置場所を決めることも大切です。たとえば、季節や時間を問わず利用したい場合には、室内のプールが向いています。

プールを最大限に活用するために、オフシーズンや子どもの独立後などの利用方法も考えておきましょう。

安全性を確保する

清潔で健康的なプールを維持するには、水質の管理が欠かせません。具体的には、水の消毒やフィルターの清掃などが必要であり、水質管理方法について事前に把握しておくことをおすすめします。

その他にも、プールの囲いや救命具の準備など安全管理の対策も忘れずに実施しましょう。

掃除の手間も念頭に置く

プール付き戸建てでは、夏場は週1回・冬場は月1回の頻度でプールを掃除する必要があります。水中のゴミを取り除いたり、汚れをブラシで掃除したりする手間を念頭において、プールの設置を決めることが重要です。

近年では「自動水中掃除機」も登場しているので、掃除の手間を減らしたい方は積極的に活用しましょう。

水漏れ対策を徹底する

プール付き戸建てでは地震などによってプールが破損するケースがあり、水漏れのリスクがあります。

水漏れによって建物の基礎にひび割れが発生したり、電気設備から火災が発生したりする場合もあるので、対策は必須です。プールの劣化を早期に発見するために、定期的に点検を実施しましょう。

まとめ

画像提供:マジラインプールカンパニー

プール付き戸建てには豪邸のような贅沢な雰囲気を演出できたり、子どもの遊び場として使えたりするなど、多くの魅力があります。ハウスメーカーや設計事務所と相談しながら、プール付き戸建てを検討してみましょう。

山川設計は、プール付き戸建てをはじめとして800棟以上の幅広い施工タイプを実現してきた豊富な実績をもつ設計事務所です。施主様の希望を丁寧にヒアリングし、理想の間取りやデザインを提案いたします。

無料相談も受け付けているので、憧れのプール付き戸建てを実現したいとお考えの方は気軽にお問い合わせください。