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「おしゃれな洋風の家に漠然とした憧れがあるけど、いざ検討しようと思っても、具体的な外観イメージが浮かんでこない…」
洋風の家を検討している方のなかには、このようにお考えの方もいるでしょう。
おしゃれな洋風の家の外観についてイメージを膨らませるには、実例を見るのが一番です。
本記事では、おしゃれな洋風の家の外観実例やポイントを紹介します。
おしゃれな洋風の家の外観実例【山川設計の実例】
山川設計が手がけたおしゃれな洋風の家の外観実例を紹介します。
実例をチェックして、おしゃれな洋風の家のイメージを膨らませましょう。
アイアンが彩る唯一無二の家

こちらの洋風の家は、アイアンの門扉と手すりを取り入れた実例です。オレンジ色のガラスをアクセントに入れており、唯一無二のオリジナリティが感じられます。
暗くなると照明にアイアンが美しく浮かび上がり、さらに高級感がアップするのもポイントです。また、アイアンによって外からの視線が気になりにくく、プライバシー確保にもつながっています。
ガレージシャッターにもアイアンの装飾を施しており、細部にまでこだわったおしゃれな外観に仕上げています。
重厚な古城をイメージしたインダストリアルな家

こちらの洋風の家は古城をイメージした実例で、石を積み上げた外観は重厚な印象を与えます。自然素材である石と植栽によって、ナチュラルな雰囲気を感じられるのも特徴です。
また、四角や台形などさまざまな形を組み合わせることで、個性もあわせもった外観に仕上がっています。道路側に面する方向からは住宅内部が見えないため、防犯やプライバシー確保の点においても安心です。
曲線とアイアンを使った個性豊かな家

こちらの洋風の家は、建物の曲線とアイアンを使って個性豊かに仕上げた実例です。スタイリッシュでありながらも、曲線のやわらかさを感じられます。
玄関上の半円形のアーチ窓も特徴的で、優美な丸みが高級感と上品さを演出しているのもポイントです。
夜間になると室内の光によってアイアンの美しいシルエットが現れ、昼間とは異なる幻想的な表情を楽しめます。
地形を活かした美しいデザインの家

こちらの洋風の家は、角地の地形を活かした美しいデザインの実例です。玄関上の植栽が彩りを添え、メリハリのある外観を実現しています。
また、規則正しく並ぶ出窓によって立体感が得られるのもポイントです。玄関や屋上のアイアンが美しく、外観のアクセントとなっています。
インナーガレージを設けることで建物の外に車を駐車する必要がなく、すっきり見せられるため、外観のデザインを最大限に活かせます。
ガレージを設けたスタイリッシュな家

こちらの洋風の家は、敷地の高低差を利用して地階にガレージを設けた実例です。ブラックのシャッターを閉めると直線的な外観が際立ち、スタイリッシュさが感じられます。
縦長のスリット窓によってシャープに見えるのはもちろん、外から住宅内部がのぞかれにくくプライバシーを守りやすいのも魅力です。建物の形状は単なるキューブ型ではなく、屋根の一部を三角形状にすることで個性的な外観に仕上げています。
コンクリートで描く優雅な曲線を楽しむ家

こちらは、3層を貫く円形の玄関ポーチと一体に造形された優雅な洋風の家の実例です。アイアンの美しい模様が外観のアクセントとなり、上品さを演出しています。
ホワイトを基調にしているのに加えて、円形の屋根やアーチ型の入口によって、全体的にやわらかい印象を与えています。また、大きく開口した窓が印象的で、室内で過ごす際にも開放感が得られるデザインです。
おしゃれな洋風の家の外観にするためのポイント

「おしゃれな洋風の家」といってもイメージが漠然としており、具体的にどこを重視すべきかわからない方も多いでしょう。以下のポイントを押さえると、おしゃれな洋風の家に近づきます。
- まずはテイストの方向性を決める
- 素材や配色を重視する
- 窓の配置やサイズにこだわる
- 外構を含めて検討する
それぞれのポイントを押さえて、おしゃれな洋風の家を実現させましょう。
※ここで掲載している住宅の写真は山川設計の実例ではありません
まずはテイストの方向性を決める
一口に「洋風の家」といってもさまざまな種類があるので、好みのテイストを明確にしてデザインの方向性を決める必要があります。
たとえば、洋風の家のテイストには以下のようなタイプがあります。
- アメリカン
- フレンチ
- 北欧
- ブリティッシュ
- イタリアモダン
テイストが定まらないと家づくりが進まないので、最初の段階で決める必要があります。テイストのイメージがつかめない場合には、施工実例やSNSなどをチェックして参考にしましょう。
素材や配色を重視する
テイストが決まったら、目指すスタイルに合った素材や色を選定しましょう。
洋風の家では、スタイルに応じて以下のような素材・色がよく使われます。
スタイル | よく使われる素材 | よく使われる色 |
---|---|---|
アメリカンスタイル | 木材 | クリーム、ホワイト、ブルー、グリーン |
フレンチスタイル | 漆喰 | ホワイト、ベージュ、オレンジ |
北欧スタイル | 木製+アルミのサッシ | ホワイト、ウッドカラー、ブルー |
ブリティッシュスタイル | レンガ、漆喰、石 | クリーム、ダークブルー、ブリックレッド |
イタリアンモダンスタイル | タイル、石、塗装 | ブラウン、ベージュ、グレー |
▼参考例:木材×ホワイトのアメリカンスタイル

▼参考例:レンガ×ブリックレッドのブリティッシュスタイル

▼参考例:石×グレーのイタリアンモダンスタイル

ご自身だと最適な組み合わせを選ぶのは難しい場合もあるので、施工会社にもアドバイスをもらいながら素材選びを進めましょう。
窓の配置やサイズにこだわる
素材や配色同様に窓の配置やサイズも、目指す洋風の家のスタイルによって違いがあります。
たとえば、アメリカンスタイルでは縦長や正方形の窓を左右対称にレイアウトするのが一般的です。

北欧スタイルは、採光性を高めるために大きめの窓や高窓を設置します。

加えて、アイアンの手摺りやシャッターなど窓まわりの飾りにもこだわると、洗練されたおしゃれな外観に近づきます。
外構を含めて検討する
洋風の家のテイストと外構の方向性を合わせると、よりおしゃれに演出できます。
たとえばブリティッシュスタイルにする場合には庭をイングリッシュガーデン、フレンチスタイルにする場合は玄関ポーチを石張りにするといった演出があります。
▼ブリティッシュスタイルと相性の良いイングリッシュガーデンの例

▼フレンチスタイルと相性の良い石張りの玄関ポーチ

外観単体や外構単体でデザインを考えるとちぐはぐな印象となる可能性があるため、トータルバランスを考えながら検討しましょう。
外観だけでなく内装もおしゃれな洋風の家にするためのポイント

おしゃれな洋風の家を実現するには、外観だけではなく内装にもこだわることが大切です。洋風の家の内装をおしゃれにするポイントは、以下のとおりです。
- 自然素材を多く取り入れる
- 吹き抜けを設ける
- アーチの垂れ壁を採用する
外観と内装のテイストに統一感を持たせ、洗練された住宅を目指しましょう。
※ここで掲載している住宅の写真は山川設計の実例ではありません
自然素材を多く取り入れる
自然素材を多く取り入れると、ナチュラルでおしゃれな洋風の内装に仕上げられます。具体的な自然素材の例は、以下のとおりです。
- 無垢材
- 漆喰や珪藻土などの塗り壁
- レンガ
- タイル
- 大理石
- 天然石
自然素材は寿命が長く時間の経過とともに風合いが変化し、経年劣化を楽しめるのも魅力です。
ただし、すべてを自然素材にすると単調な印象になる場合があるので、アイアン製の装飾やアクセントクロスを取り入れて空間にメリハリをもたせましょう。
吹き抜けを設ける
洋風の家の内装は、仕切りが少なく空間に広がりがあるのが特徴です。吹き抜けを取り入れると空間に広がりを感じられ、洋風の家の雰囲気に仕上げられます。

また、吹き抜けに窓を設ければ高い位置から日が差し込むので、明るく開放感のある空間が作れます。加えて、他の階にいる家族の存在が感じられて、コミュニケーションを取りやすいのも魅力です。
リビングに吹き抜け階段を設置して、洋風の演出を強調するのもいいでしょう。
内部リンク:吹き抜け 階段
アーチの垂れ壁を採用する
洋風の家でよく見られるアーチの垂れ壁は、曲線を取り入れることで空間をやわらかい印象に仕上げられるため、ぜひ検討してみましょう。

キッチンとパントリーの間や寝室とウォークインクローゼットの間など、空間の仕切りとしてアーチの垂れ壁を採用するのがおすすめです。
ただし、窓周辺に設置すると曲線部分によって日当たりが制限される場合もあるので、施工会社に相談してから決めるとよいでしょう。
まとめ

おしゃれな洋風の家を実現するためには、実例をチェックして理想のイメージをつかむことが大切です。イメージをつかんだら、テイストやデザインの方向性を決めましょう。
山川設計は、洋風の家をはじめとして800棟以上の幅広い施工タイプを実現してきた、豊富な実績をもつ設計事務所です。施主様の希望を丁寧にヒアリングし、理想の間取りやデザインを提案いたします。
無料相談も受け付けているので、おしゃれな洋風の家を実現したいとお考えの方は気軽にお問い合わせください。