新たにクリニックを開業することにしたKさん。敷地が防火地域であることから、建物は鉄筋コンクリート造が最適です。インターネットでRC造の得意な会社を検索。山川設計に目が止まりました。もともとご夫妻は、ヨーロッパ旅行の折などに目にした石づくりの建築がお好きですが、その落ち着きのある上質な雰囲気が、山川設計のどの建物にも感じられたことが依頼を決断した理由でした。山川設計が提案したのは、1階をクリニックにして、2階と3階の一部に合計9戸の賃貸住戸を組み入れた3階建ての医院・賃貸併用の住まいです。当初ご夫妻は、賃貸住戸を設けることまでは考えていらっしゃらなかったのですが、駅に近い好立地であることから山川設計が提案しました。家賃収入を見込むことで、建築への投資額を増やすことができ、クリニックも住宅もゆったりとした面積を確保することができるからです。