東京で暮らすFさんご夫妻。ご主人の出身地は京都です。馴染みの深い京都にホテル代わりに滞在できるような拠点をと考え、別邸を設けることにしました。設計は、東京の自宅と同じ山川設計。ご夫妻は「二人ともワインが好きなので、ワインの似合う隠れ家のような家に」とリクエストしました。設計案は、1階にLDK、2階に和風旅館風の部屋を設けたもの。LDKは“隠れ家”を意識して、床には黒いタイルを採用。鮮やかな赤のソファや壁の装飾に使ったアイアン、曲線を活かしたバーカウンターなど、すべて非日常を意識したデザインとなっています。「夜は室内の照明を落とし、ライトアップしたテラスの竹を眺めながらお酒を飲んでいます」とご夫妻。京都を満喫する日々が続いています。